あなた一億円なんですか?

豊かさというときお金だけがのではかられると

すごい力が抜ける。

ほんとにそれが幸せなの?


こんな記事を読んだのよ。


豊かさはいつもあなたの側にある。

ただあなたは存在するだけでいい。

自分の価値を認めよう。

質問です。例えば病気して働けないでも、何も役に立たなくても

存在してるだけのあなたの時給はいくらですか?


存在価値の時給は初めは0円しかつけられませんでした。

そのうち40万つけたら気分良くなりました。

とうとう時給一億円っていってもいいかもしれないって思いました!

とかいう内容。


時給……。


基本コンセプトはいいと思うんだよ。

ただあるだけでもいい、豊かさは無限にある。

赤ちゃんを見て微笑むとき、それはただ存在してくれてるから。

満開の桜への感動は自然の無限の豊かさそのもの。

役に立たないと、価値がないと思って生きているのはしんどいこと。

だって取引しないと居場所をあたえませんよっていうゲームにだから。

しかも降りることが許されないゲーム。そりゃあ気が抜けなくてヘトヘトにもなりますよ。

取引が生きることだなんて自然に逆らってる。


存在価値として500万つけます、一億つけますってのはなんか気持ち悪い。ひじょーに気色悪い。

頭だけ考えている、マインドの話だなーと。

体や感情や感覚というものがすっぽりと抜け落ちている。

頭と情報だけの世界。

無味乾燥で生きている気配がない。

そんな世界で生きていって幸せ?


自分の豊かさを認めようという時

なんで尺度がお金なんだろう。

自分に時給をつけるとか

いくら一億であろうと換金可能な時点でがっかりしてしまう。

「お金は神様教」から抜け出しきれなくて

とても貧しいよ


もちろんお金がなさすぎる状態は苦

お金があることで解決することもあるでしょうよ。

でも、豊かさという時一番初めに金の話がくるのは違うでしょう。


お茶のみながら友達とする馬鹿話

朝日のはっと胸を掴まれるような色合い

花咲く木のしたにいる時の心良さ

物語に夢中になってる心躍る感じ

暑い日に飲む一杯の水の清々しさ


豊かさってものは色んな形があって

そうしてるだけでも幸せが滲んできて

あーー生きててよかったな!って思えるものなんじゃないかと

私は思います。