立ち上がるところまでは、自分の力

しんどいときや、忙しいとき、思わぬトラブルの
渦中にいるときは案外気が張って
シャキシャキ動けるし、疲れも自分で気づかない。
むしろ周りを励まし、優しさを与え、笑顔を絶やさない

えらい、偉すぎる。

そんな「いい子」を褒めてあげたい。というか、自分でも褒めてあげてくださいよ、と。
いい子な人ほど自分に厳しくて、
ちょっとしたミスで自分を責めて、
周りに与えているものを過小評価してる。

で、そのしんどい時期が過ぎたとき
自らが失ったものに打ちのめされる。
去っていった人、不当な言葉、奪われた時間
目に見えない傷は血が流れても
誰も労ってくれない
下手したら自分さえも見えないからって、無かったことにしようとする。

無くならないよ。
失われたものは、失われたもの。戻ってこないし、
確実にあなたを損なってる。

大事なのは、損なわれた先
立ち上がるかどうか。

先には新しい道が待っている。
去った人はあなたに課題を与え尽くして、必要なくなった人
今度は、課題をクリアしたあなたにふさわしい人が現れる。
不当な言葉は、あなたの役割が変わったことの知らせかも。
納得できる言葉を求めた先には、自由があるかもしれない。
奪われた時間は、あなたが自分に嘘をつくことへの罰のようなもの。
奪われないために、意思が必要であると知ることができる。

打ちのめされて、横たわる時もある。
休みたい時は、休めばいい。
けど、そこが最低で、あとは上がるだけ。本当に。
落ち込むところまで落ち込まなきゃ、どうにもできないことってあるよ。