お粥の力を知ってみないか?



スパイスの力で元気になる!

ってことでアーユル薬膳その2はお粥でした。


体が重たいな、疲れたななんて時は

無理をせずにお粥にするといい

そうすると体調の回復がはやいよ。

消化って結構エネルギー使うものなんですから。

もちろん積極的にデットクスしたいとき、断食のときにお粥だけで行ったりもできるし

断食明けの回復食にもいいのです。


アーユルヴェーダでの健康のカギは消化!!

食べたものから生命はできていますからね。


今回のWSは新年一発目だったので

伊藤武先生のラーマヤーナカードを引いてみました。

今年について、おみくじのようにアドバイスをカードからもらうんです。

これが結構ね、その人らしーい、カードが出てきて盛り上がりました。



示唆に富んだ素晴らしいカード

ラーマヤーナの物語とも仲良くなれるしいいですよ〜


で、恒例のキャンドルセレモニーですが

今回のテーマは「手放したいもの」にしてみました。

学ぶことはお粥で消化ですが、

心や体にある余計なものは

意識すればするほどさよならできるものなんです。

意識の力はあなどれません。

勉強する時だって、なんのために?をはっきりさせなかったら、

大事なエッセンスをつかみとれきれないですよ



アーユルヴェーダの消化の仕組み

どうして毒素ができてしまうのか?

なんでオージャス(生命力みたいなすごいもの)というものがだいじなのか?

デトックスのためにどんなことをすればいいのか?


理論もさらりと触れます。


そして調理実習です。


ムング豆という消化によく栄養豊富な豆と米を水に浸しておきます。

(ちなみに今回はムング豆がないことに前日気づき、Amazonお急ぎ便のお世話になりました。今時はムング豆もAmazonで買えるんですねえ)


そして、ターメリックとギーを入れて煮る。

圧力鍋がある方は、使うと早いです。


米と豆が煮えたらば

消化を助けてくれるスパイスをオイルで炒めます。

これをタルカするというのです。

タルカすると風味がだんぜんよくなる!

美味しい!!



で、お粥シリーズということで

乳粥、キールも作りました。

名前のまんまで米を牛乳で甘く煮たものです。

断食明けのお釈迦様も村娘スジャータから、この乳粥を振舞われたんですね。

とても美味しく、栄養豊か。

え〜、日本人的には甘い米!!となるかもしれませんが

プリンやお汁粉がいけるなら

乳粥もきっと好きですよ。



乳粥にはサフラン、レーズン、ナッツをいれます。

このナッツがいいアクセント。

そしてサフランは女性に嬉しい効果が沢山です、婦人科系にも、貧血にも若返りにも。


あと、おまけでバターミルク贅沢版もつくりました。

バターミルクは食後に飲むと消化を助けてくれて

お腹がスッキリするですね。

今回は生姜やコリアンダー、クミンなどなどのスパイスをタルカして

贅沢な味にしました。


インド式お粥は、味気ない白粥と違って

食欲をそそる香りです。

実食の時、皆からは「おいし〜い!」の声が上がりました。

ね? 美味しいんですよ。


乳粥もお代わり続出でした。

すてきなデザートなわけです。



ということで、スパイスをオイルでタルカするということ

豆の使い方

スパイスの力

それを実感していただけた一日だったと思います。

ぜひ作って食べてね〜。


2月はアーユルヴェーダ美容

ハーブでじぶんのためのフェイスパックを作ってみよう!

をやります。

2月22日2時からという2のぞろ目に開催です。